ハードウェア、本体設定紹介
■h1937とh4150

いよいよh4150が発売となりましたが、h1937ユーザーに買い換える価値はあるでしょうか?とりあえずh1937とh4150でどの程度違うものなのか比較してみました。

■外観

□サイズ
h1937は70mm×13mm×113mmに対しh4150は71mm×14mm×114mmと各1mmずつ大きくなっています。

□電源ボタン周り
h1937は電源ボタンが充電中に発光しますがh4150はボタンの左右にLEDがあり、その右側が充電中に点灯します。ちなみに左側はBluetooth及び無線LAN利用時に点滅(Bluetooth:青 無線LAN:緑)します。ボタンのクリック感はh4150の方があるようです。

□アプリケーションボタン
アプリケーションボタンはh1937が出っ張った四角なのに対し、h4150はへこみ気味の円型。h4150の方が押し辛いかと思いましたが、そうでもないですね。

□方向キー
方向キーはh1937が円形、h4150が四角型でどちらも真ん中の決定ボタンが独立しているのがありがたいです。

□背面
背面は色が違います。h1937が銀色でh4150が濃いネズミ色というか薄い黒というか、そんな色合いです。

□サイド
サイドは録音ボタンの形状、位置と赤外線ポートの位置が違っています。赤外線ポートはh1937ではサイドにあったものがh4150では左下に移動しています。またh1937ではあったストラップホールがh4150では無くなっています。

□上部
ヘッドフォンジャックがh1937のは2.5mmなのに対し、h4150では標準的な3.5mmに変更されています。これによっていちいちコネクタを持ち歩かなくてもヘッドフォンやスピーカーなどから音声を出力することが出来ます。

このあたりは改善というよりも変更といった感じでしょうか。
まぁアプリケーションボタンは勝手に電源が入りづらくなりましたし、方向キーも上下左右に押しやすくなりました。ヘッドホンジャックも取り回しが楽になったので、このあたりは改善ですね。

■内部

□バッテリ容量
h1937が900mAhなのに対しh4150は1000mAh。ただし駆動時間はどちらも変わらず。

□マイク
h1937が通常のマイクなのに対し、h4150はオートゲイン機能(マイクからの距離の違いによる発言者の音量差を最適なレベルに自動調整する機能)を備えているらしいのですが、ちょっと私にはわかりません。

□CPU
h1937がSamsung S3C2410プロセッサ203MHzに対しh4150はインテル PXA255 400MHzとなっている。単純に周波数のみで比較は出来ないが、PXA255の方はクロックアップツールが出回っているのでクロックアップが可能です。

□通信機能
h1937には標準では付属せず、h4150では標準でBluetoothおよび無線LANが内蔵されています。これによって単体で無線LANへの接続が可能だったり、BTA-NW1経由でのネットワーク接続が可能だったりと非常に便利に活用できます。h1937でもSDIO対応の無線LANカードやBluetoothカードを購入可能して動作させることが可能なので、機能的に差は無いように思われがちですが、都度SDカードの抜き差し(及びカードの出し入れ)が発生する点が非常に面倒なのと、たとえば2chビューワやメールソフトのようにログを溜め込みつつ通信が発生するタイプのアプリケーションを利用できないという点など、利便性においては大きく異なっています。

h4150が勝っているのはCPUと通信機能でしょうか。CPUはそのままではさほど差は感じませんが、クロックアップ可能というのが大きなアドバンテージかなと思います。通信機能に関してはそれらのインフラをお持ちの方にしてみればシームレスに接続可能というのは雲泥の差になると思います。逆に通信インフラがそろっていない、もしくは他の機種で通信しているのでポケピに通信は必要ないというのであればh4150の魅力はかなり減退するのかもしれません。

■付属品

□クレードル
h1937ではシンクロ用ケーブルのみでクレードルは別売ですが、h4150ではクレードルが付属します。ちなみにクレードルは本体と同時に予備バッテリの充電にも利用できるので、予備バッテリを購入される方は非常に重宝すると思います。

□アプリケーション
h1937にも付属している標準アプリケーション(PWORD、PEXCELなど)とは別にiPAQ Backup、Adobe Acrobat Reader for Pocket PC、RealOne Player for Pocket PC (英語版)、WESTEK ClearVue Office Viewers、F-Secure FileCrypto for Pocket PC Personal Edition (英語版)などが付属します。
Adobe Acrobat Reader for Pocket PC、RealOne Player for Pocket PC (英語版)あたりは別途ダウンロード可能ですがし、WESTEK ClearVue Office Viewersはoffice製品の簡易ビューワ。$23程度の商品です。またF-Secure FileCrypto for Pocket PC Personal Edition は多分ファイル暗号化ツールだと思います。 よくわからないツールなので使っていません(汗)
しかし、iPAQ BackupはiPAQ単体でバックアップが取れるので非常に重宝します。

h1937ユーザーとしてはバックアップが付いていないと言うのは結構困りましたから。

クレードルが付属するというのは、予備バッテリも合わせてバリバリ利用するつもりの人には非常に心強い事だと思います。
また、バックアップソフトが付属しているので、母艦無しでバックアップがどこでも取れるというのも大きな魅力です。

■周辺機器

□バッテリ
h1937は同容量の予備バッテリのみ。h4150は大容量バッテリ(1800mAh)もあり。長時間使用の用途にも耐えられます。

□MicroKeyboard
VIS-A-VISやpocketgames、こまもの本舗あたりで販売していますが、これを利用することで文字入力の効率が飛躍的にアップします。PDAにはやっぱりキーボードが必須、という人にはうってつけです。
しかも取り外してもコンパクトなので、普段は鞄にでも放り込んでおけばビューワー利用するときには小さく、文字入力するときには入力しやすく、というような理想的な環境を構築可能です。

■液晶

液晶のクオリティも気になるところです。
というわけで以下のような画像を3970、h4150、h1937で表示させてみました。

正面から見たところ。
これだとほとんど変わりません。若干h1937(右端)が青っぽいかなと言う程度です。

しかし、これを斜め下から見ると・・・・

3970>>>h4150>>h1937であるのがわかるかと思います。
やっぱり3.5インチ系のiPAQって液晶品質イマイチだなぁ・・・


とりあえず、無線LANやBluetoothのインフラを既に持っていて、もしくは近日中に購入予定で、それらとシームレスに接続したい人。予備バッテリも含めてバリバリ活用したい人。出先での文字入力にh1937では限界を感じている人、出先でも色々とアプリケーションの導入を試したりレジストリをいじくったりして使い方を極めたい人、などには買い換える価値があると思います。

あくまでこのサイズ、このデザインのポケピを、あれこれ活用したい、というh1937では満足できなくなったミドルヘビーユーザー(んな言葉無いよな)向け、もしくはh1937のデザインは好きだけど機能が物足りなくて購入を見合わせていた人向けのポケピだとだと思います。

h1937で満足している人、十分だと思える人は購入する必要はないでしょうね。

 

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