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ええと、PocketPC2003で動画を楽しむ方法として、私が一通り把握している方法は3種類あります。
標準のWindowsMediaPlayerを使ってWMVファイルを閲覧する方法、PocketTVを使ってMPEG1形式のファイルを閲覧する方法、PocketMVPを使ってaviファイルを閲覧する方法。この3つです。
それではそれらの3つの方法が、一体どのような用途に向いているのかを、e350を使って検証してみました。
まずそれぞれのアプリケーションの概要から
WindowsMediaPlayer 9シリーズ for Pocket
PC
PocketPC2003に標準で付属するプレーヤー。WMVファイルのほかに一部のasf形式のファイルなども再生可能。だったと思います(汗)
PocketPC2002の頃は動画を再生すると紙芝居みたいな状態で使い物にならなかったのですが、PocketPC2003がXscaleに最適化された結果、かなり使えるアプリになったようです。

PocketTV
MPEG1専用の再生アプリケーション。基本的に無料で利用できます(メールでの登録は必要ですが)が、HPC版やXscaleに最適化している版は有料だったと思います。iPAQ3630を使っていた頃はこれで毎日動画を見ていました。

PocketMVP
aviファイルやMPEG1ファイルを再生可能なアプリケーション。ただしMPEG1は「再生出来るらしいんだけど、どうにも・・・」といったレベル。(再生できないファイルなどもありますし、再生後に挙動がおかしくなったりもします)私はおまけ程度に考えています。

実際にファイルを作ってみよう
それぞれの形式の動画ファイルについて、テスト用に動画ファイルを作成しました。
まずビットレート600Kbps30fpsのMPEG1ファイルを 作成し、それをそれぞれ200Kbpsまたは400Kbpsの15fpsの動画に変換しました。
MPEG1
TMPEGEncPlus2.5(2.520.54.163)を利用
WMV
WindowsMEdiaEncoder9(9.00.00.2980)を利用
AVI
TMPEGEncPlus2.5(2.520.54.163)とDivX5.0.5を利用してAVI形式で書き出し
で、それぞれを母艦で再生してみて(ポケピでは停止中の画像のキャプチャがとれないので)一旦停止、画面のキャプチャを撮ってみました。
画質について
画質については、低ビットレートにすると、MPEG1では明らかに劣化が現れます。走ってくる車を撮影するという結構動きのある画像という点を差し引いても、画質の劣化が目立ちます。
わかりにくいかもしれませんが、400Kでもそこそこ、200Kではてきめんにブロックノイズが乗っています。
逆に600Kでは結構綺麗なので、MPEG1は低ビットレートの環境では結構つらいと言うことになります。
画質的に、低ビットレートでもそれほどひどくないのがWMVとAVIです。
WMVでは400Kではなかなかの画質、200Kbpsで若干画像のにじみが見られますがほとんど気にならない程度です。
AVIはWMVより若干綺麗なように感じますが、あんまりファイルサイズが小さくなりませんでした。(私のTMPEGEncの設定が間違っているのかも・・・)
個人的には、ファイルサイズと画質のかねあいから、しばらくはWindowsMediaPlayerを使おうかと思っています。
追記:最大ビットレートについて
じゃぁMPEG1は駄目でPocketTVはもう必要ないのか、という話になりそうですが・・・そんなことはありません。
ご存じの方もおられるかと思いますが、MPEG1とMPEG4では再生時にCPUにかかる負荷が違い、一般にMPEG4の方が負荷が高いと言われています。
例えば1Mを越えるようなビットレートのAVIやWMVファイルを再生しようとすると、紙芝居状態で見れたものではありません。(実際には400Kbpsを越えたあたりから30fpsでは動作が怪しくなってきます)
これは高ビットレートのMPEG4動画の再生でかかる負荷に、CPUが耐えきれなくなっているからです。MPEG1&PocketTVであれば、1000Kbps&30fpsの動画が再生できています。さすがに1Mのビットレートだと画像は非常に綺麗です。
というわけで、例えば綺麗なビデオクリップなどを人に見せたい、といった時はMPEG1を使う、というのがいいんじゃないでしょうか。
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