iPAQはCFカード拡張パックやPCカード拡張パックを使うことで、ネットワークに簡単に接続することが出来ます。
仕事でネットワーク管理をしている私は、iPAQをネットワークに繋げてネットワークの保守に利用しています。
HPCよりも小さいので、SolverSliderを付けてCFタイプのネットワークカードを利用して、ちょっとした作業ならこれで済ませてしまいます。
その際に利用するのがこのvxUtilとnScriptです。
【vxUtil】
HPCの方でも紹介しましたが、ネットワークの保守といえばこのvxUtilです。
通信のチェックやルートのチェックなどであれば、これで簡単に行えます。
【ping、tracert】


新しくネットワークを引いたけれど、どうも通信が出来ていないみたいだ、といったときに、通信の確認を行うのがこのpingの機能です。
iPAQを持っていってネットワークに繋げ、他のネットワーク上のマシンにpingを実行することで、ちゃんとネットワークに接続できているのかどうか、簡単にチェックが行えます。
途中までネットワークには接続できているようだけど、目的の機器までは通信できていないみたいだ、というときにはtracertという機能を使います。
これは目的とするネットワーク機器に到達するまでに通過したルータのアドレスを表示します。
これによって、ネットワークの大体どの辺で障害が起こっているのかの目星をつけます。
特にpingは家庭内でLANを構築する際にも役に立ちます。
【whois】

これは保守とはあまり関係ないのですが、ホスト名からIPを、またIPアドレスからホスト名を逆引きしてくれる機能です。
こうして見ると、www.yahoo.co.jpというサーバのIPアドレスが210.152.236.52であることがわかります。
vxUtilはここからダウンロードできます。
【nScript】
もう一つのiPAQのネットワーク上での使い道に、サーバの保守というものがあります。
設定の変更等はVNCを使うという方法もあるのですが、こちらは重いので操作に時間がかかります。
また、ルータの保守などには用いることは出来ません。
特に、ルータの保守はtelnetで行うことがほとんどです。
しかし、なかなかARMで動くtelnetというのがありません。
nScriptは本来C言語ライクなスクリプト言語を実行するための実行環境で、テルネットソフトでも何でもありません。
しかし、このスクリプトに付属しているサンプルスクリプトの中のTelnetのスクリプトが結構使えます。
私は現在、このスクリプトを利用してネットワーク上のルータの保守を行っています。
まず、nScriptを導入します。
サンプルスクリプトはMy Documentsの下に導入します。
実行して [ファイル]→[開く]を選択します。


telnetというファイルを選択します。
server名を聞いてくるのでIPアドレスを入力。
portは意図的に変えていなければ23で構わないと思います。
パスワードはルータなどで設定されているものを利用します。
これでテルネットを利用可能になります。
私は試していませんが、日本語も通る「らしい」です。
nScriotはここからダウンロード可能です。