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SL-C700にはファイルマネージャが付属しています。
【付属のファイルマネージャ】

しかし、このファイルマネージャは実際にはSL-C700のごく一部のファイルシステムしか表示出来なくなっています。理由としては、普通に使う分にはそのごく一部だけを表示するので十分だということと、全てを表示するとかえってユーザーの混乱を招くという事だと思われます。
しかし色々とカスタマイズして使いこなしを目指すのであれば、それ以外のファイルシステムに手を入れる必要もあります。標準以外のファイルへの操作はコンソールで行えば良いのですが、このFileManagerを導入すればある程度の操作はGUIで行うことも可能です。
【FileManager】

標準のファイラで表示しているのは上記のように/home/zaurus/Documents以下だけです。
しかし、実はSL-C700にはそれ以外にも以下のようなディレクトリがあります。
bin、boot、dev、etc、home、lib、mnt、opt、proc、root、sbin、tmp、usr、var
そしてそれぞれのディレクトリには以下のような意味合いがあり、それに見合ったファイルが格納されています。
bin システムの構成などに必要なコマンドを格納
boot 起動時に必要なファイルを格納
dev デバイスを操作するために必要なファイルを格納
etc 設定ファイルを格納
home ユーザのホームディレクトリなどを置きます。標準のユーザー「zaurus」のホームディレクトリもこちらに置かれています。
lib /binや/sbinに置いているコマンド類の実行に必要な共有ライブラリやカーネルモジュールを格納
mnt 一時的にパーティションをマウントするマウントポイント。SDやCFもここにマウントされる
opt システムに追加するアプリケーションのパッケージを格納。SL-C700の場合はQtopia関連のファイルが入っているようです
root ルートユーザーのホームディレクトリ
sbin 管理者用のコマンド類を格納
tmp 一時ファイル
usr ユーザーのための二次的なディレクトリ
var ログやスプールなど頻繁に書き換えられる可変データを格納
ただし、これらのファイルを意味もわからず動かしたり、編集したり、削除したりすると非常に危険なので、気をつけておきましょう。
【FileManagerについて】

FileManagerは2つのウィンドウを切り替えて操作します。
まずディレクトリのツリー構造を表示する「Tree」
次にディレクトリ内のファイル構成を表示する「List」です。
一応日本語ファイルも表示できるようです。

「File」メニューからはファイルの操作用のメニューを選べます。
名前の変更、切り取り、コピー、貼り付け、削除、全選択、全選択解除を行う事が出来ます。

「Dir」コマンドからは新たなディレクトリを作成する、戻る、上のディレクトリに移動、ルートへ移動、homeへ移動、ユーザーのホームディレクトリへ移動、などを行えます。

「Sort」は並べ替えようのメニューです。名前、サイズ、日付、タイプで並べ替えを行います。昇順、降順に並べることも出来ます。
感想
制限事項として、隠しファイルを表示することは出来ません。
また、アプリケーションに関連付けられていないファイルをテキストで開いたりすることも出来ないので、あくまでこのファイラはファイル名を変更したり移動したり、ディレクトリを作成したりするためのものだと考えられます。
しかし、それでも初心者にとってはわざわわざコマンドをうってファイルをコピーしたりするよりは、ずっとわかりやすいので、とりあえず導入しておくことをお勧めします。
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