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SL-C700の母艦との連携は、基本的にUSB接続なのですが、実は最近母艦の調子が悪くなっていて、USBを抜くといきなり母艦がブルーバックでリブートかかったりすることがちょくちょくあるようになりました。で、このままじゃぁさすがにやばいなぁと思ったので、各所で話題になっているネットワーク経由での母艦との連携を試してみました。
これを試すにあたってりな茶さんのこの記事と、ズル人間帝国さんのこの記事が非常に役立ちました。
つーか、これをこのままやっただけという話も・・・
ちなみにズボラな人間なのでいくつかの細かい設定の部分はすっ飛ばしてやっています。
危険かもしれないので一応上記サイトは熟読されることをお勧めします。
母艦側の準備
まず母艦側はPPPTPという機能を使います。とりあえずWindows2000かXPなら出来るようです。
つまり95や98なんかではこの方法は使えない、というか95ではUSBも無理??
それはさておき、まずネットワークのプロパティを開き、「新しい接続」を選択します。

ネットワーク接続ウィザードが起動します。

「着信接続を受け付ける」にチェックして「次へ」を選択

着信接続に使うデバイスは何も選ばずに「次へ」

「仮想プライベート接続を許可する」にチェックをして「次へ」

許可されるユーザーにて必要であればユーザーを追加します。私はzaurusというユーザーで接続したいので、許可されるユーザーのところで「追加」を選択。
ユーザー名にzaurusと入れてOKを押してユーザーを追加します。

「ネットワークコンポーネント」にて「インターネットプロトコル (TCP/IP) 」を選択して「プロパティ」を選択します。

「ネットワークアクセス」の「呼び出し元にローカルエリアネットワークへのアクセスを認める」のチェックを外し、「TPC/IPアドレスの割り当て」にて「TCP/IPアドレスを指定する」にチェックを入れ「開始アドレス」に192.168.129.1「終了アドレス」に192.168.129.2と入力、「呼び出しもとのコンピュータが自分のIPアドレスを指定できる」にチェックを入れてOKを押します。

「ネットワーク接続ウィザードの完了」にて「完了」を選択します。

ザウルス通信マネージャーを起動し、名前に「zaurus」ザウルスIPアドレスに「192.168.129.201」と入力します。

ザウルス側の設定
まずZaurus.ArcさんからPPTPクライアントをダウンロードし、.binを取ってからrインストールします。
次に「設定」から「PCリンク」を選択し、名前を「ザウルス通信マネージャ」で設定した名前(この場合はzaurus)に、IPアドレスを192.168.129.201として、通信方法を「USB接続(ネットワーク)」に変更します。

vcradleスクリプトの設定
次にりな茶さんからvcradleスクリプト(vcradle.sh.txt)をダウンロード。.sh.txtを取ってファイル名をvcradleにし、内容を編集します。
編集する内容は以下の2点。
PTPSERVER= 接続する母艦のIPアドレスを記入します。今回は192.168.0.10と仮定します。
PPTPUSER= 母艦の設定の「許可されるユーザー」の部分で設定したユーザー名。今回はzaurusになりますね。
ちなみに以下が編集したvcradleの内容。
*******************ここから(無駄な余白は入れないこと)
#!/bin/sh
PPTP=/usr/bin/pptp
PPTPSERVER=192.168.0.10
PPTPUSER=zaurus
PPTPOPTS="noauth lock mtu 1400"
MYIP=192.168.129.201
case "$1" in
start)
$PPTP $PPTPSERVER user $PPTPUSER ${MYIP}:0 \
$PPTPOPTS ipparam pptp
;;
stop)
/usr/bin/killall `/usr/bin/basename $PPTP`
;;
*)
echo "Usage: $0 {start|stop}"
exit 1
;;
esac
exit 0
*******************ここまで(無駄な余白は入れないこと)
上記スクリプトをどこかパスの通ったところに置く必要があります。今回はりな茶さんにならって/usr/binに置くことにします。
ダウンロードして編集するのも良いですが、一番ラクチンな手順としては・・・・
su[Enter]
cd /usr/bin[Enter]
vi vcradle[Enter]
として/usr/binにvcradleという新規ファイルを作成し、上記のスクリプトをコピーしてそのまま貼り付け、PPTPSERVER=とPPTPUSER=を必要に応じて編集する、という方法かもしれないですね。
ただし、一度にコピペすると全部コピーしきれない場合があるかもしれないので、2回ぐらいに分けた方が無難です。
続いてこのスクリプトを実行可能な状態にする必要があります。
su[Enter]
cd /usr/bin[Enter]
chmod +x vcradle[Enter]
とすることで実行可能な状態になります。
PPTPの設定
次にPPTPの設定を行います。設定は/etc/ppp/にあるchap-secretsというファイルを編集して行います。
su[Enter]
cd /etc/ppp[Enter]
cp chap-secrets chap-secrets.back[Enter]
として、まずファイルのバックアップを取ります。
続いて
vi chap-secrets[Enter]
としてchap-secretsを開き、以下の内容を追加します。
母艦にログオンするユーザー名[Tab]接続先[Tab]"パスワード"
母艦にログオンするユーザー名とパスワードは「許可されるユーザー」にて設定したユーザー名とパスワードを設定します。今回はログオンするユーザー名はzaurus、パスワードは設定していないので""つまり空白になります。
接続先は*です。[Tab]はタブキーの入力を表します。
なので
zaurus * ""
という感じになります。こちらは必ず手で入力してください、コピペだとうまく動かない可能性があります。
sambaの設定
次にsambaの設定を行います。私は別に会社などでSL-C700を繋ぎっぱなしにするつもりも無いので、セキュリティの部分はすっ飛ばしています。
su [Enter]
cd /usr/lib/samba [Enter]
cp smb.conf smb.conf.back [Enter]
としてバックアップを取り
sudo vi smb.conf[Enter]
としてsmb.confを編集、そして16行目あたりにある
interfaces = usbd0
という記述にeth0というのを追加します。
interfaces = usbd0 eth0
うちの環境ではこれを追加しないとうまく動かないんですよね。
sambaの起動に関して
りな茶さんやズル人間帝国さんのところではPPTP接続が確立した時点で自動的にsamba起動の設定とかやっていますが。ぐうたらな私はとりあえずここでおなか一杯になったので、sambaの起動、終了は手動でやることにしました。
ただ、リナザウではsambaの起動はフルパスで指定する必要があるようです。しかしsambaを起動するたびに毎回
/etc/rc.d/init.d/samba
とかうっていられません。そこでパスが通っているところにシンボリックリンクを置くことにしました。
ln -s /etc/rc.d/init.d/samba /usr/local/bin/
としておきます。
これで準備は完了です。
まずSL-C750に無線LANのカードをさし、地球儀アイコンをタップしてネットワークに接続します。
次に
su[Enter]
vcradle start[Enter]
として、エラーメッセージが出ず、母艦の方のネットワークのアイコンが

になったらそのまま
samba start[Enter]
としてsambaをstartします。
終了するときには
su[Enter]
vcradle stop[Enter]
とした後
samba stop[Enter]
とします。
これでネットワーク経由でのザウルスドライブが可能になりました。
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