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PocketPC用のアプリを使ってみよう

世の中ではPocketPC専用ソフト等も増えはじめ、すっかり世間から取り残された感があるHPCですがそのPocketPC用のアプリケーションの一部を使う方法を試してみたので報告します。

動かない理由はDLLが足りない

大抵の場合、PocketPC用のアプリケーションがHPCで動作しないのはDLLが足り無いかららしいです。
そこで、足りないDLLを補ってやることで、いくつかのアプリは動作します。
足りないDLLはaygshell.dll、DocList.dll、gx.dllなど、あとmfcce300.dllはjornadaにも既に入っているのですが、PocketPC用とHPC用では違うファイルらしいので、別途補ってやる必要があります。
これらDLLがどのような働きをしているのか、などはこちらを参照してください。私はここの情報を参考にしました。

とりあえずサクッと手に入りそうなのは・・・
ホーミンさんの作ってくれた(ありがとうございます)aygshell.dll、DocList.dllの二つ。

ここから落とせます。

あとmfcce300.dllがここから落とせます。
これらを使う事で利用できるようになり、一番使いたいなと思ったのがAcrobatReaderなので、AcrobatReaderの導入を例に話を進めます。

まずは導入

とりあえず上記のDLLを落としてきて、本体かメモリカード上にbinなどというフォルダを作って入れます。
これらDLLファイルはPocketPC用アプリのexeファイルがあるフォルダや、windowsフォルダに入れても動作するらしいのですが、フォルダごとにファイルをコピーするのも容量の無駄ですし、mfcce300.dllなどはそのままWindowsフォルダにコピーするとHPC用のを上書きしてしまい、今度はHPC用アプリが動作しなくなってしまうので別途フォルダを作るのが良いでしょう。

次にパス

次にパスを通します。パスを通すというのはつまり、OSがアプリケーションを起動しようとしたときに、ライブラリなどが足りない場合、特に指定しなくてもデフォルトで必要なファイルが無いかを探しに行くフォルダを指定しておくことです。
windowsフォルダなどがこれにあたります。
このパスを通すのにはホーミンさんの「SystemPathSetting」を使います。(重ね重ねありがとうございます)

SystemPathSetting:好きなところにパスを通せる便利なアプリ。後から入れたDLLなどはフォルダでいくつかに区別した方が管理しやすいので重宝する。

次にPocketPC用のAcrobatReaderをダウンロードしてきてセットアップを実行します。
jornadaを繋げた状態やなにも繋げていない状態だとセットアップは途中で終了します。(PocketPCを繋げているとインストールに行きます)
MicrosoftActivesyncフォルダの下にAdobeフォルダが出来、そこにcabファイルが解凍されるので、それをjornadaに持っていって実行します。(有効なアプリじゃないとか何とか言われますが無視して進めます)
メモリカードに導入しても問題ありません。

これで一回リセットします。

その後AcrobatReader用の実行ファイル「AcroRd32.exe」を起動することでPDFファイルを読むことが出来るようになります。

PDFファイルを開いたところ:心なしか動作も軽いような気がします。

タップアンドホールドメニューもAlt+タップで出ます。

PocketPCで読むより画面も広いですし快適、これで広い画面でPDFファイルが読めるのかと思うと幸せです。(ただ、フォントがないと怒られる場合があるという報告が上がっていますね)

私が試した中では他にNetfront3も動作しました。(本体メモリに導入した場合)

NetFront3:うーん、あんまり入れる意味が見出せません。(汗)操作も少し不便ですし、これはあくまでPPC用のアプリかなぁ、ネットサーフィン専用マシンにするなら良いかもしれないですが。

ただし、URLを記入する欄が見つからず、ブックマークから開いてサイトを表示したり、リンクをたどるのにもダブルクリックが必要だったりと色々不便ですし、ftxBrowserがあるのであまり入れる意味は無いと思います。

もうちょっと

ええと、この状態でjornadaの中にはmfcce300.dllというファイルがHPC用とPocketPC用の2種類混在していることになっているのですが、実はこのファイルはリセット後最初に読みこんだ方が次のリセットまでずっと使われるらしいです。
例えばjornadaをリセットして最初にAcrobatReaderを起動した場合、HPC用のmfcce300.dllを利用するアプリケーションは次にリセットするまで使えなくなってしまいます。
PocketPC用、HPC用の両方を自由に使うには、PocketPC用のアプリケーションに細工して、呼びだすDLLファイル名を変更しておく必要があります。

こちらはPythonCEという言語でやっているらしいので、私は母艦を使ってバイナリエディタでやってみました。 Windows2000で動くバイナリエディタのBZというのを使いました。

まずjornadaに導入したAcrobatReaderのEXEファイルを母艦にコピーします。
次にバイナリエディタでEXEファイルを開き、300という文字列を検索、mfcce300.dllという文字列を探します。(@瀘fcce300.dll以外にも300という文字列が見つかる場合がありますがそちらは無視します)
mfcce300.dllという文字列をmfcce301.dllに書き換え、jornadaに戻します。

jornadaに導入したPocketPC用mfcce300.dllのファイル名をmfcce301.dllに変更します。

これで完了。HPC用とPocketPC用は違うファイルになるのでどちらも一緒に利用できます。

gx.dllについては何かVerによって動いたり動かなかったりらしいので、これから勉強します。(汗)


 

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