Jornada720の数少ない弱点は日本語入力環境です。
IMEは相変わらす馬鹿です。
そして、さらにAtokPocketはOSを巻き込んでフリーズします。
なので、今まで我慢してIMEを使っていたのですが・・・・・・・・
我慢できなくなってQtaさんに相談したところ、PoBoxをARM用にコンパイルしてくれる、との事。
しかし、多機能なSQなどをリリースしている事でも有名なQtaさんの事、普通にコンパイルだけで満足するはずもなく。(笑) 徹底的にHPCで使いやすくカスタマイズしてしてくれています。
私も無論、デバッグ/アイディア提供で協力させていただいていますが、もっと有志で協力した方がよいと思って紹介します。
【PQBox】
実行するとタスクトレイに「語」のアイコンが常駐します。
この状態でアイコンをタップするか、ホットキー(後述)を押すと編集ウィンドウが起動します。

Alt+アイコンタップで設定メニューが出現します。
この中で注目するべきはやはり「ホットキー」です。
ホットキーを使いやすいキーに登録することで、このPQBoxの使い勝手が決まります。
ホットキーの割り当てを行うと、そのキーを押すことでPQBoxの編集ウィンドウを出現/消去出来ます。
私は現在「前候補」キーを割り当てています。
前候補のホットキーのキーコードは「1C」です。
で、アイコンを常駐させた状態でホットキーを押すとこのようにPQBoxのウィンドウが出ます。
ここに文字を入力していくと、右側に次々と対応する候補が出現します。
例えば私の場合、辞書に「さいきん」という言葉に「最近」と「細菌」を登録しているので「さいきん」と入力するとこの2つとひらがな、カタカナが表示されます。
頻繁に使う言葉はどんどん前に登録されていきます。
また、入力中に候補がなければ、Alt+Dで辞書登録ウィンドウを呼び出せます。
ここに新たに単語と読みを登録し、すぐさま入力に反映できます。
このように、Jornada720のmに本語入力システムを協力にサポートするPQBoxはここで公開中。
【新機能!】
PQBoxに新機能がつきました。
待望のクリップボード記録監視ソフトです。
これでコピーした単語の履歴を取ることが出来ます。
う・・・うれしすぎる・・・・・・
このようにクリップボードのアイコンが表示されるようになりました。
このアイコンをタップしてやると・・・・・・
このようにクリップボードの履歴が現れます。
横の数字でも対象を選択可能です。
【導入の流れ】
PQBoxは以下の流れで導入を行います
・PQBoxのダウンロード、インストール
・辞書データのダウンロード、分割、インストール
・PQBoxの設定等
【PQBoxのダウンロード、インストール】
PQBoxをここからダウンロードします。
母艦でダウンロード/解凍を行ってHPCに転送しても良いですし、HPCにlhaの解凍ソフトが入っている場合はHPCで直接ダウンロード/解凍を行っても構いません。
とりあえずPQBox.exeという実行ファイルをHPCの適当な場所にコピーします。
これでPQBoxのインストールは完了です。
【辞書データのダウンロード、分割、インストール】
次にPQBoxで利用する辞書データを用意してやる必要があります。
辞書データは私の用意した物がここにありますので、よかったら利用して下さい。
実際にダウンロードしてきた辞書データをPQBoxで利用するには、辞書分割/結合ツールを用いて辞書データを分割してやる必要がありますので、その手順を説明します。
母艦での利用方法を書きますが、多分CE上でも同じようなもんだと思います。
1.準備段階
ここから母艦(Win32)用の辞書分割/結合ツールをダウンロードします。
母艦に作業用のフォルダを作製し、そこに辞書分割/結合ツールをコピーします。(私の場合D:\work\PoBoxというフォルダを作製、そこで作業しました)
次にダウンロードした辞書データを解凍(words.txtphrases.txtという2つのファイルが出来ます)して、同じフォルダにコピーします。
2.ツール起動
準備が出来たら辞書ツールを起動します。
「辞書」の場所は標準では辞書ツールを置いたのと同じフォルダになっています。
1.で同じフォルダに辞書データをコピーしているので、このまま作業を進めます。

3.辞書データを指定
「種類」欄の▼をクリックし、候補の中から辞書データを選択します。
基数はPQBoxで使う場合は128、POBoxで使う場合は16です。
それ以外の数に分割した辞書データは利用できません。

4.いざ、分割
準備が全て整えば「分割」ボタンをクリックします。

5.完了
するとこのように辞書ファイルと同じ名前(この場合words)のフォルダを作製し、そこにファイルを分割してくれます。
続けて同じようにphrases.txtも分割します。

6.HPCにコピー
作業が完了したら、HPCの適当な場所にDICというフォルダを作製し、words、phrasesのフォルダごとコピーします。
(私の場合メモリカード直下に作成しました)

【PQBOxの設定】
Alt+アイコンタップで設定メニューを出し、セットアップを選択します。

辞書パスにさきほど作成したDICまでのパスを記入します。
これで設定完了です。
おまけ:結合について
辞書データを結合する場合は辞書データをフォルダごと辞書ツールのあるフォルダにコピーします。
「種類」でそのフォルダを指定し、結合をクリックすると、辞書ツールのあるフォルダに結合した辞書データが作成されます。
しかしながら、分割された辞書データとフォルダは同じ名前でないといけません。
例えばwordsというフォルダに入っている辞書データはwords**という名前。
wordというフォルダに入っている辞書データはword**という名前である必要があります。

【辞書データ公開中】
また、近日中に私からフリーの辞書ファイルを公開予定。
それと平行して「辞書強化プロジェクト」を立ち上げる予定です。
これは、私が作成した辞書データを複数名で鍛えて、それを集約して配布しようと言う試みです。
協力してくれる人については、自分で鍛えた辞書データの再配布を許可しようかと考えています。
現在辞書データを調整中です。
詳細は後日。
つーか思いの外、後日が早く来たのでここで公開中。