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PocketPC/WindowsCEの基礎知識
PocketPCって何?
PocketPCとは、PCとの連携やマルチメディア性を重視した携帯端末です。
OSはWindowsCE3.0以降がベースとなっており、それを元にカスタマイズされています。
WindowsCEってなんですか?
パ一ムやザウルスのような携帯端末用の0Sです・・・・という答えは正確ではありません。
マイクロソフトが開発した組み込み式のOSの総称です。
PocketPCというのはそのWindowsCEのVer3.0の数ある機能の中から、携帯性とマルチメディア性を重視した機能を組み合わせて作り上げたたOSを搭載したPDA(パーソナルデジタルアシスタント)です。
PocketPCで何するの?
予定の管理やメモ、電子メールの閲覧やインターネットへのアクセス、音楽鑑賞など、非常に多彩なことが可能です。
PocketPCの得意なことは?
WindowsPCとの連携が得意です。
パートナー関係を結んだWindowsPC(これを母艦、などと言ったりします)とデータのやりとりを手軽に行うことが出来ます。
また、インターネットへ接続してWebを見たり、メールを受信したり、という使い方も出来ます。
ただし、画面が狭いので、快適かどうかは評価が分かれるところです。
それってザウルスやPalmじゃ出来ないの?
仕事や連絡先の連携ならザウルスやPalmなど他の携帯端末でも可能です。
しかし ワード、エクセルのファイルをそのまま読み書き出来るなど、PocketPCにしか出来ない事も多くあります。
また、高性能なブラウザや音楽観賞用のソフトも内蔵されており、既存の携帯端末よりもマルチメディア方面に非常に強くなっています。
母艦がInternetExplorler5以降をインストールしている場合は気に入ったWebページを丸ごとダウンロードしてPocketPCへ転送、それをオフラインで読む、といったことが簡単に可能です。
ノートパソコンじゃ駄目なの?
他のWindowsPCやマッキントッシュ、また同じWindowsCEを搭載したキーボード付きのHandHeldPCなどとも比べた場合、PocketPCの最大の利点はその携帯性と取り回しの楽さです。
例えば満員電車で立ったまま予定をチェックしたり、メールを受信したり、という事はノートPCでは不可能です。
PocketPCの場合は手軽に取りだして瞬時に起動、予定をチェックした後は瞬時に終了させて手軽にしまう、という事が可能です。
また、PocketPCはノートPCに比べてバッテリーの持ちが長く、長時間外で利用可能です。
じゃぁ携帯端末ではNo1って事ですか?
それは何を携帯端末に求めるかによります。
ちょっと空いた時間(例えば電車で座れたとき)などに手軽に文章作成を行いたいのであればPocketPCよりもHandHeldPCの方が良いでしょう。
キーボードが付いているので文字入力にはもってこいですし、起動、終了ともPocketPCと同様一瞬です。
出先の仕事場で会社と同じ環境が欲しいのであれば、ノートパソコンを買うべきです。
安価に髪の手帳の代わりつかう電子デバイスが欲しいのであればPalmもオススメです。
関数の計算さえ出来ればよいのであれば、関数電卓で十分です。
このように、使い道によって必要とされる条件が異なります。
自分にあった携帯端末を選びましょう。
一太郎をインストールしたいんですけど・・・・
勘違いしている人が多いのですが、WindowsCE端末では通常のWindowsのソフトは動きません。
ですので、当然一太郎もインストールできません。
WindowsCEへはWindowsCE用のソフトしかインストール出来ません。
Excel/Wordを利用したい
CEはPocketExcel/PocketWordというソフトが標準で搭載されています。
しかしながら、これはExcel/Wordの小型/機能縮小版です。
Excelの場合は表の閲覧、Wordの場合は普通に書いた文章の閲覧程度には用いることが出来ます。
表をグラフ化したり画像を貼り付けたり、マクロを利用する事は出来ません。
また、PocketPCやHPC/Pro、HPC2000の場合はWord/Excelファイルを直接開くことが出来ますが、HPCの場合はPC経由で変換してやる必要があります。し、PsPCの場合はこれらのソフト自体が標準で搭載されていません。
HPC、HPC/Pro、HPC2000、PsPC、PocketPCなどの呼び名についての説明はCEの機種などについての項を参照して下さい。
古いWindowsCEマシンを購入しました、これをバージョンアップしたいのですが
WindowsCEマシンはそのほとんどの機種がROMにOSを書き込んでいます。
そのため、通常のPCのようにユーザーが自由にOSのバージョンアップを行うことは出来ません。
国内では昔のモバイルギアがROMの差し替えによるOSのバージョンアップサービスを行ったようですが、現在ではそのサービスも終了しているため利用出来ません。海外ではPresario213というPalmSizePCのROMアップグレードサービスが行われましたが、こちらのサービスも終了しているようです。
最近ではCompaqのiPAQや東芝のGENIOのように、OSをRAMに書き込んでいるPocketPCも発売されています、RAMは書き換えが可能ですから、OSのアップグレードも構造的に可能です。
ただし、アップグレードが構造的に可能、という事とアップグレードが出来ると言うことはイコールではありません。メーカーがアップグレードサービスに踏み切らない限りアップグレードは行えません。
(例えば日立のPERSONA600JCやSHARPのテリオスはROMの差し替えが可能な形状になっており、構造的にアップグレードは可能なのですが、メーカーがアップグレードサービスを提供していないため、アップグレードは行えません)
2001年8月の時点で、OSのアップグレードを正式に発表しているのはiPAQのみです。(ただし、それも日本で実施されるのかどうかは今のところ未定です)
OSのバージョンアップは出来ないと考えておくのが無難でしょう。
追記
MicrosoftはPocketPC2002搭載機においては、ハードウェアの仕様に書き込み可能なフラッシュROMの搭載を義務付けています。これによって現在市場に出回っているPocketPC2002搭載機について、ハードウェア的にはOSのアップグレードが可能になったといえます。
しかし、結局OSがアップグレードできるかどうかというのはメーカーがアップグレードサービスを行うかどうか、ここにかかっていますし、そのアップグレードサービスも期間が限られています。(恐らく新機種登場から数ヶ月程度だと思われます)
2002年10月現在では、PocketPCからPocketPC2002へのアップグレードサービスをCompaqと東芝が行いましたが、現在はそのどちらも終了しているはずです。
古いOSのままでいいので、PocketInternetExplolerをアップグレードしたい
例えばセキュリティ機能の追加といったパッチ的なファイルは過去に何度かリリースされています。しかし、WindowsCEマシンに搭載されているPocketInternetExploler(以下PIE)は単体でダウンロードできないため、例えばPIEが入っていない機種にPIEを導入したり、PocketPCのPIEをPocketPC2002相当のものにアップグレードすることは出来ません。
また、同様の事がPocketOfficeについてもいう事が出来ます。
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