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AirH"アクセルというアプリケーションがDDIからリリースされています。これはPCをAirH"で通信するのに最適化するためのツールです。
しかしこのツール、WindowsCE用は用意されていないため、私はWindowsCEをAirH"に最適化出来ないと思っていました。
しかしこのツール、実はレジストリのMTUとRWINという値を書換えているだけなので、CEでもAirH"向けに最適化が可能なようです。
ちなみにMTUというのはMax Transfer Unit(IPパケットサイズ)といって一度に送信するパケットのサイズを決めるパラメータだそうです。
RWINというのはReceive Window Size(受信バッファサイズ)といって、パケットのバッファサイズです。
詳細についてはここを見ることをお勧めします。
ちなみにMTUとRWINの値はここで調べることが出来ます。

ここで見るとPocketPC2002のMTUとRWINの初期値は1500と64240のようです。
で、AirH"アクセルはこの二つの値を書き換えているわけです。(PocketPCはMTUの初期値が1500なので変える必要はないようです)
この値は母艦の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM \CurrentControlset\Services\Tcpip\Parameters\Interfaces
にあるのですが、PocketPCやWindowsCEとはレジストリの体系が違うようで、この値をそのまま書き込んでも効果はありません。
っていうか、実は結構色々とレジストリのそれらしいところをいじくり回してみたものの効果が無くて困っていたのですが・・・

HKEY_LOCAL_MACHINE\Comm\ppp1\Parms\Tcpip
にあるTcpWindowSizeというのがこれにあたるようです。
で、この値を適正値に変更してみました。
で、変更した結果体感速度は変わったかというと・・・
う〜ん、ちょっと微妙ですね。速くなったような気もするし、変わらないような気がします。(爆)
というわけで結果をこちらで計測してみました。
変更前
------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定サイト:http://www.musen-lan.com/speed/ Ver2.103
測定日時:2002/07/06 16:43:38
1.WebARENA / 0kbps(0.019Mbps) 2.51kB/sec
2.PLALA / 17.242kbps(0.017Mbps) 2.19kB/sec
3.ASAHI-Net / 20.361kbps(0.02Mbps) 2.6kB/sec
推定転送速度 / 20.361kbps(0.02Mbps) 2.6kB/sec
変更後
------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定サイト:http://www.musen-lan.com/speed/ Ver2.103
測定日時:2002/07/06 16:36:55
1.WebARENA / 20.898kbps(0.02Mbps) 2.68kB/sec
2.PLALA / 20.821kbps(0.02Mbps) 2.67kB/sec
3.ASAHI-Net / 13.299kbps(0.013Mbps) 1.69kB/sec
推定転送速度 / 20.898kbps(0.02Mbps) 2.68kB/sec
うーーーーん・・・・・なんとも微妙ですね。
まぁ、AirH"で接続するのであれば変更しておいたほうが気持ち的にいいんじゃないでしょうか。(汗)
ちなみに
HKEY_LOCAL_MACHINE\Comm\Tcpip\Parms
にあるTcpWindowSizeを変更しても同様の効果を得られますが、こちらを変更するとダイアルアップでの接続に限らず、TCP/IP通信全般に設定が反映されてしまうようです。
例えばAirH"利用時とADSLやISDN利用時ではRWIN(TcpWindowSize)の推奨値は異なるようです。
なので個人的には上記のppp1等を変更することをお勧めします。
動作確認した機種
●GENIOe550G
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