ソフトウェア紹介
■Atok for PocketPCの変換エンジンを利用する

Atok for PPC、個人的には結構便利なのですが色々と不満がある部分もあります。
例えば手書きの認識について、ひらがなの認識率がイマイチなのは少し困り物です。

私としては先述の手書きのひらがな認識率と、あとはローマ字キーボードのキーが小さいことに不満を覚えます。そこで私が普段使っている入力方法でAtokの不満点を補えないかどうかを簡単に試してみました。

【標準のMSIMEの機能を使ってみる】

ひらがなに関しては標準の手書き認識の方が良かったように思うので、まずそちらを試してみることにしました。

Atok for PocketPCを導入すると標準のMSIMEのSIPは隠されてしまいます。そこで、PocketTweakの入力パネルの設定で標準のIMEを復活させてやります。

【標準の手がき入力】

Atokを利用する設定のまま、標準の手書き入力復活させると、Atokの変換エンジンを利用して入力方法だけ標準の手書き入力を選択することができるようになります。
確かに認識率はアップしたように思いますし、推測変換もできるので便利にはなったのですが…MS標準の手書き入力には実は→←といったキーがついていません。そのため

うるるんたいざいき→うるるんたいざいき

といった感じで変換対象の文節の長さを変える事が出来ないのが不便です。確かにAtokはMSIMEに比べて文節の解釈などは優秀ですが、それでも完璧ではないので時々困る場合があります。

【標準のローマ字入力】

標準のローマ字入力はかな変換に変えてもローマ字しか入らず使い物になりませんでした。
Atokの方もローマ字に変えたり色々と試したのですが使えませんでした。

【標準以外のSIPを利用してみる】

私が良く使っていた標準のSIPはローマ字と手書きの二つです。これ以外はほとんど使わないので便利かどうかもイマイチ評価できないので取り上げません。
次は標準以外のSIPについて評価してみたいと思います。

【TeaPad】

TeaPadはキーが大きくて非常に使いやすいSIPです。少し入力方法が特殊なのですが、すぐに慣れます。ゆれる電車の中などでタップし間違いなどが減ってとても便利です。←→キーが付いているので変換対象の文節の長さを変える事が簡単にできるのも便利です。

【pixcrib】

Graffitiのように一筆書きで文字を入力する事ができるのがこのpixcribです。Palmからの乗り換えの人にすれば非常に重宝するSIPではないでしょうか。設定でAtokの変換システムを利用するかどうかを設定でき、利用した際のAtokとの相性も良いです。→←やShift+←→などのキーがついているので変換対象の文節の長さを変えたり、変換対象の文節を簡単に選んだりすることも出来、使いやすいです。

【Decuma】

いまのところjornadaでしか使えませんが、文字の認識率と、誤認識した際の訂正方法がユニークで面白いと評判のDecumaの場合は、Atokとの相性はまぁまぁ良い感じです。→←キーがついているので変換対象の文節の長さを簡単に変えることが出来ます。当初推測変換は使えないだろうと思っていたのですが、どうやら2〜3文字入力して変換した後、×←キーで変換を解除することで推測変換が利用できるみたいです。
しかし手間を考えるとバリバリ手書きで入力していった方がよさそうですね。

【キーボードについて】

とりあえずiPAQとjornada568の本体取り付け式のキーボードについてまとめてみました。

【iPAQ】

iPAQのマイクロキーボードの場合、英語版のキーボードドライバを利用することでAtokを利用することが出来ます。
その場合推測変換の候補はFn+Enterで変換候補を選択し、Shift+Enterで候補を確定することが出来ます。

【jornada568】

jornada568のPocketkeyboardの場合はtabで変換候補は選べますが、確定するキーがないので推測変換は利用できません。しかし、変換エンジンが利用できるだけでも、入力効率は飛躍的に上がります。

こんな感じで色々なSIPを利用しつつ、変換エンジンだけAtokのものを利用するという使い方をすれば、Atokの不満点を補いつつ、便利に利用できるのではないでしょうか。
しかしAtokを使っている間は変換対象の文節の長さを、候補を直接ドラッグして変更することが出来ないのが少し残念です。 スタイルをIMEに簡単に切り替えることができれば便利なのですけど。

今回動作確認したファイル
●AtokのVerは不明
動作確認した機種
●GENIOe550G、jornada568、iPAQ3970

 

戻る