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PocketPCやWindowsCEに残されたいろいろな不具合を埋めるべく、便利なアプリをリリースしてくれているホーミンさんがまた便利なアプリケーションを開発してくれました。
今回はダイアルアップ機能を持たないアプリケーションに自動ダイアルアップ機能を持たせることができるソフトです。
これを利用するためにはまず別途ダイアルアップ機能を拡張するためにホーミンさんがリリースしているアプリを導入しておく必要があります。
とりあえずまずそちらを紹介しようと思います。
【Dial-UP Extension tool】
Dial-UP Extension toolはPocketPCのダイアルアップをWindows95風に拡張するツールです。導入は簡単で、ダウンロードしてきたファイルを解凍して、出来たrnaapp.exeファイルをPocketPCに送り、PocketPC上で実行するだけです。これでWindowsフォルダ以下にあるrnaapp.exeファイルが新しいrnaapp.exeファイルに置き換わります。

スタートメニューに作成されるショートカットを実行することで、ダイアルアップ用のウィンドウが表示されます。ここにPocketPCのスタート→設定→接続→接続で作成した接続名が表示されているので利用する接続名を選択して接続します。

拡張機能としては、一定時間での切断や無通信状態が一定時間続いた場合の切断、接続後や切断後にアプリケーションを実行するように設定することが可能です。

接続後は送信/受信パケット数や接続時間を表示し、「隠す」ボタンでた表示を消したり「切断」ボタンで接続を終了させたり出来るほか「OK」ボタンで小型化する事も可能です。

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アンインストールはWindowsフォルダ以下にあるrnaapp.exeファイルを削除することで行えます。削除後いったんソフトリセットすることで置き換えていた本来のrnaapp.exeファイルが復活します。
Dial-UP Extension toolを利用する際にはいくつか気をつけておく事項があります。
【気をつけること-ダイアルアップの種類-】
ダイアルアップ接続は大別して2種類あります。OSがダイアルアップするものとアプリケーションがダイアルアップするものです。OSがダイアルアップするものというのは、たとえばスタート→設定→接続→接続にてダイアルアップ接続を選択して接続する場合などがこれにあたります。

PocketInternetExplolerやMSN Messengerなど、PocketPC2002に標準でバンドルされているアプリケーションもOSがダイアルアップしています。このタイプのダイアルアップの見分け方としては、接続後画面右上に双方向の矢印マークのアイコンとして常駐します。

アプリケーションがダイアルアップするものとは、アプリケーションがダイアルアップ機能を持っていて、その機能を用いてダイアルアップ接続を行うものです。
たとえばQMAILやPWZMAIL、CederFTPやこのDial-UP Extension toolなどがダイアルアップ機能を持ったアプリケーションです。アプリケーションがダイアルアップを行った場合はToday画面の右下に電話のマークが常駐します。

で、アプリケーションがダイアルアップしてネットワークに接続している間はPocketInternetExplolerやMSN
MessengerなどのOSからダイアルアップするタイプのアプリケーションは、そのままでは接続できなくなってしまいます。しかしそれらのアプリはスタート→設定→接続→接続で接続先をインターネットから社内ネットワークに変更することで対処可能です。

ただしその場合、OSからの自動での接続は出来なくなってしまいます。
【AutoConnect】
で、上記のアプリを導入した後に導入することで、本来自動でのダイアルアップ機能を持たないアプリケーションにも自動でのダイアルアップ機能を持たせることが出来るようになるのがこのAutoConnectです。
こちらの導入も簡単で、ダウンロードして解凍し、autoconnect.dllをWindowsフォルダ以下にコピー、autoconnect.exeを任意の場所にコピーするだけです。
後は一度autoconnect.exeを実行しておくことで、それ以降ダイアルアップ機能を持たないアプリケーションがネットワークに接続しに行こうとするとDial-UP
Extension toolの画面が起動します。そこで接続を選択することでダイアルアップすることが可能になります。(オプションで自動的にダイアルアップまでしてしまうように出来れば便利なのですが、それは贅沢ですね(^-^;)
ただしいくつか問題があります。
まず、独自でダイアルアップ機能を持っているアプリケーション、たとえばQMAILなどの接続も全部このAutoConnect経由での接続になってしまいます。そのため、たとえばQMAILで巡回の設定をしている場合、AutoConnectの導入前は巡回実行→接続→巡回→接続切断という動作をしていたのが巡回実行→AutoConnectでの接続→巡回という動作になってしまい、巡回終了後に自動切断してくれなくなってしまいます。
また、AutoConnectはPocketInternetExplolerやMSN MessengerのようにOSからダイアルアップしに行く機能をもっているアプリケーションに対しては機能しないようで、例えば接続が行われていない状態でPIEを起動し、サイトを表示させようとすると、AutoConnectでの接続よりもPIEが本来呼び出すOSからの接続の方が優先されるみたいです。
また、Dial-UP Extension toolでの問題と同様にほかのアプリケーションなどがAutoConnectで接続した状態でPIEなどを起動し、サイトを表示させようとすると、接続エラーが表示されます。

対処方法もDial-UP Extension toolと同様で、スタート→設定→接続→接続の一番上の接続先を社内ネットワークに変更することで対応できます。

ただし、この場合でもAutoConnectを利用した自動ダイアルアップには対応していないので、手動でダイアルアップ接続をしておく必要があります。
このようにいくつか問題点はあるものの、例えばHikkyのようにダイアルアップ機能を持っていないアプリケーションを利用する場合に、このアプリケーションは非常に役立ちます。
個人的には工夫しながら活用していきたいと思います。
今回動作確認したファイル
●Dial-UP Extension tool:Ver2.04
●AutoConnect:Ver1.01
動作確認した機種
●GENIOe550G
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