ソフトウェア紹介
■HandStoryでWebクリッピング

どうやらPalmでは有名らしいHandStoryというWebの画像やページを切り出してPDAで見るためのアプリケーションのPocketPC用βが出たらしいです。
これは簡単に言うとWebのオフラインフラウザみたいなもので、母艦で取り込んだWebのページや画像を変換してPDAに転送し、オフラインで見るためのツールです。
標準で通信カードをさすスロットがついていることがウリのひとつになっていて、外出先でお目当てのWebページに手軽に接続できるPocketPCでは今まであまり注目されていなかった分野だったように思います。

確かにこれまでもオフラインでブラウジングできるようなアプリケーションなどありましたが、そのほとんどがPocketPCなどで使うにはあまり実用的では無かったように思います。(私が使いこなせていないだけなのかもしれないですが)
私自身、母艦でWebダウンローダーなどを使ってページを丸ごとダウンロードしてきたものをオフラインで見る、という試みを行ったことはあったのですが、なんと言うか、レイアウトは母艦向けで縦横どちらにもスクロールさせる必要がありますし、画像も一緒に取り込んでくるとその画像の管理が結構大変、Webページを削除した後画像ファイル群をうっかり削除し忘れて、後でこのファイルを削除してよかったかどうか頭を悩ませることも多々ありましたし、また画像を表示するとどういうわけかオフラインで作業しようとしていてもWebに自動で接続に行ったりしてイライラしたりすることもありました。しかし画像を取り込まなければページに空白や×印が大量について見づらいですしねぇ・・・

しかし、このHandStoryは使ってみると結構使えそうです。

導入方法はこちらからファイルをダウンロードしてきて母艦で実行。
母艦用アプリが導入された後、ActiveSync経由でPocketPCにビューワがインストールされてそれで完了です。

【まずは簡単な使い方から】

まずは簡単な使い方から。母艦でIEを起動してPocketPCに取り込みたいサイトを表示し、右クリック。

Save To PocketPCかClip To PocketPCのいずれかを選択します。
SaveとClipでは以下のような違いがあります。

Save To Pocket PCを選択

Save To PocketPCを選ぶとテキストやHTMLファイルを単体で保存します。
サイト開いて画像の表示されていない部分を右クリックし、Save To PocketPCを選択すると、サイトの文字列をテキストファイルで保存します。
その際、サイトの画像ファイルなどは全て削除されます。

見難いですが、上の画面は上から

User
Type
Folder
Title

となっています。UserにはActiveSynceでパートナーシップを結んでいるPDAの名前が表示されます。Typeはこの場合Textしか選択できなくなっています。Folderはテストに変換したファイルをどこにセーブするかです。デフォルトではPDAの同期フォルダの中になっています。Tiltはそのファイルのタイトルです。わかりにくい場合はわかりやすいものに変更するのが良いでしょう。

上がSaveしたファイルをHandStoryで開いたところです。

また、画像を右クリックしてからSave To PocketPCを選択すると、画像をPNGファイルで保存します。

見難いですが、上の画面は上から

User
Resize
Color
Folder

となっています。UserにはActiveSynceでパートナーシップを結んでいるPDAの名前が表示されます。Resizeは画像のサイズをどうするかを選択します。「Original」はそのままのサイズで保管されるます。「FitWidth」を選択するとPocketPCの画面に横幅が収まるように画像をリサイズします。「FitHeight」を選ぶと画像のサイズをPocketPcの画面の縦幅に収まるようにリサイズします。「Automatic」の場合はそのどちらかにあわせ、リサイズの度合いが少ないほうを選ぶようです。Colorは16色グレー、256色、HighColorのいずれで保存するかを選択できます。Folderはテストに変換したファイルをどこにセーブするかです。デフォルトではPDAの同期フォルダの中になっています。Tiltはそのファイルのタイトルです。わかりにくい場合はわかりやすいものに変更するのが良いでしょう。

この場合にToCardにチェックを入れるとメモリカードにコピーしてくれそうな気もするのですが・・・うまく動いてくれません。(汗)

Clip To PocketPCを選択

を選ぶとサイトをhpcという形式のファイルで保存します。
この場合、取り込むリンクの階層も指定できますが、あまり大量に取り込むとファイルサイズが大きくなりますし、取り込みに時間もかかります。。

見難いですが、上の画面は上から

User
Folder
Title
Depth
Images

となっています。UserにはActiveSynceでパートナーシップを結んでいるPDAの名前が表示されます。Folderはテストに変換したファイルをどこにセーブするかです。デフォルトではPDAの同期フォルダの中になっています。Tiltはそのファイルのタイトルです。わかりにくい場合はわかりやすいものに変更するのが良いでしょう。Depthは取り込むリンクの階層です。0〜5階層で取り込むことが出来ます。取り込んだ階層内のリンクをタップすると、そのリンク先に飛ぶことが可能です。Imagesはサイト内に含まれている画像ファイルをどうするのかを決める項目で、DoNotConvertImagesを選ぶと画像を取り込まず、ConvertImagesTo16Graysで16色グレーカラー、ConvertImagesToHighColorを選択するとカラーで取り込みます。

上は16色グレーカラーで取り込んだ場合です。大き目のサイトを画像付きで取り込むと、閲覧の際画像を読み込む度に待ちが生じ、表示に時間がかかりますね(汗)
同じページを画像無しで表示するとすいすい表示できます。

もう少し活用する

クリップボードに取り込んだテキストファイルや画像ファイルをそのまま変換してPocketPCに取り込むことも可能です。メモ帳にはりつけ→セーブという手順を取らずにクリックだけでPocketPCに取り込めるのが非常に手軽です。

まずこのように文字列や画像を選択してクリップボードにコピーします。

次にタスクバーに常駐しているHandStoryのアイコンをクリックします。

するとこんな感じでHandStoryの取り込み用のダイアログが表示されます。

また、これ以外に母艦にセーブしているテキストファイルや画像ファイル、HTMLファイルを右クリックすることでメニューの中に「Save To PocketPC」か「Clip To PocketPC」が表示されるファイルは基本的に取り込み可能だと思われます。

いちいち開くのめんどくさい

と、非常に便利なHandStoryですが、これだけでは保存するためのサイトはいちいち全部ブラウザで開く必要があって面倒です。
そこで頻繁に取り込みを行うサイトについては、登録しておくことをお勧めします。

スタート→プログラム→Namo HandStory for Pocket PC→HandStory Clip Editorを開き、開いたら「NewDirectClip」を選択します。

Titleには取り込むサイト名を、URLには取り込むサイトのアドレスを、Depthには取り込むリンクの階層を、UpdateはDailyAutomaticUpdate(日が変わったタイミングで自動的にアップデートする)か、ManualUpdate(手動で行う)を選択、Imageは画像を取り込むのか、16色グレーで取り込むのか、カラーで取り込むのかを選択します。 ただし、階層を多くするとそれだけ取り込みにかかる時間は増えますので注意しましょう。

全部設定が終わったら「Save」をクリックします。
必要なサイトについて全部設定を行いましょう。

あとはタスクトレイのHandStoryのアイコンを右クリックし「UpdateClip」→「UpdateAllClip」を選択することで登録したサイトを取り込んでくれます。

現在はβ版を無料配布しており、β版は2002/11/30までとなっています。
しかしこれは使いこなせれば本当に便利なツールになると思うので、今から操作性をマスターしておくことをお勧めします。

ちなみに発売されたら多分私は買います。

今回動作確認したファイル
●v2.2Beta
動作確認した機種
●GENIOe550G

 

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