ソフトウェア紹介
■モバイルアトラス

550Gにバンドルされているソフトの中にモバイルアトラスがあります。で、大阪の地図があったのでちょっと入れて使ってみたのですが、これが非常に便利だったので思わず製品版を買ってしまいました。(汗)

モバイルアトラスは地図ソフトの一種なのですが、これまでのPDA用地図ソフトにはない面白い機能が含まれていてなかなかに良い感じです。

利用方法はビューワをPocketPCに、モバイルアトラスデスクトップを母艦にインストール、後は母艦で地図を切り出してPocketPCに転送するだけです。
ただ、地図の切り出しは少し面倒というか、画面内の地図しか切り出せないので、広めの範囲を切り出す時には地図の縮尺を調整して広い範囲を表示させないといけないのが不便です。切り出し範囲選択時にグリグリとスクロールできるか、いっそのこと地域毎の切り出しにした方が便利だと思うのですが。

【モバイルアトラスDesktop】

地図の縮尺は1/10000、1/20000、1/70000、1/200000があり、地域によって準備されている地図の縮尺は異なります。(主に都心部ほど詳細な地図があります)大阪は様々な尺度の地図がありますが、それらを全部切り出すと結構なサイズになります。尼崎から奈良の手前までの地図を切り出したら29Mぐらいのサイズになりました。(96Mを越すと、正常に表示出来ないようです)普段使う地図だけSDに入れておいて、後はモバイルディスクにでも入れておこうと思います。

起動後、地域の選択、にて地図データの場所を指定して地図を表示させます。

【住所で検索しているところ】

通常の地図ソフトと同じように、住所や路線から地図を検索したり、表示している場所をブックマークとして登録することが出来ます。

【行き先設定と行き先指示】

地図をタップアンドホールドして「行先設定」を選択することで、その地点を行き先に設定することが出来ます。

また、同様にタップアンドホールド後「行先指示」にて表示している地図の地点から行き先に設定した地点への方向を表示させることが出来ます。

【自分の位置を取得する】

【GPS】

地図上に現在地を表示させる代表的な方法といえばGPSです。
もちろんモバイルアトラスもGPSに対応しています。

CFスロットのCOMポートはCOM4のようです。
私は加賀電子のGPSCFしかもっていないのですが測地系を「WGS84」にしておかないとずれが生じます。

これが測地している画面です。
行先指定などの機能と組み合わせることでウォーキングナビ程度としては使えるかもしれないですね。 しかし、移動している軌跡も残りませんし、測地までの間、今どの程度衛生を捕まえているのかなどもわかりませんので、GPSナビとしての機能はあまり高くないですね。

【PHS】

GPSにも対応していますが、非常に便利なのが、PHSを利用した位置情報サービスに対応しているという事です。
私が利用しているのはddiの位置情報コンテンツのサービスですが、これは複数の基地局と電波の強度で現在地を割り出して情報として送るというサービスです。

対応機種は以下のとおりです。

【NECフロンティア】
■C@rdH"64 Petit 
CFE-01、CFE-01/TD
■AirH"Card Petit
CFE-02

【SII】
■C@rdH"64 
MC-P200、MC-P210/TD
■AirH"Card
MC-P300

【TDK】
■AirH"Card Petit 
RH2000P (NEW)

PHSの設定は表示→PHS自己位置設定にて行います。

対応したPHSさえあればGPSアンテナが必要無い、位置情報取得までが早い、ビル街や屋内などでも(精度はともかく)位置情報を取得できるなど、非常に手軽で便利です。

自己位置の取得は表示→PHS自己位置開始にて行います。

まぁ、そのかわり位置情報の精度も場所によっては今一で、たまに地図を見ながら自分で位置を修正する必要があります。

上の画像が、某所でGPSとPHSで測定した現在地です。
青いほうがPHS、赤いほうがGPSで、GPSで測定した現在地の方がずれがありませんでした。
どうもアンテナが少ない田舎のほうに行けば行くほどPHSでの測定は精度が下がるように感じます。大阪駅や尼崎駅前で測定したときにはもっと正確でした。
また、位置情報はその時の情報を表示するだけで、GPSのように継続的に情報を取得/表示するようにはなっていません。

【情報チャンネル】

それ以外で便利な機能といえば情報チャンネルがあげられます。これは色々なweb上の検索サービスと連携して地図上に様々な情報を表示する機能です。

ぐるなび 、J-PHONE、マクドナルド、Mapion、ミルウォークマップ、JTB国内宿泊、旅の窓口、トヨタレンタカー、駅レンタカー、東京都バスなどから検索が行えます。

例えばぐるなびと連携して中華料理の店を表示、という事が出来ます。

表示する範囲は現在表示している画面の中心から100m、500m、1kmとなっているのでPHSの位置情報サービスと併用し、最寄りの店を探すという使い方がおすすめです。

例えばぐるなびで中華料理店を検索した場合、検索条件に見合った店舗がポイントで表示されます。

表示されたポイントをタップ&ホールドすると店舗名が表示されます。その店舗名を選択することで詳細を見ることが出来ます。

詳細はインターネットに接続して見ます。


このように情報チャンネルは非常に便利なのですが、いくつか使いにくい点があります。
例えば検索結果は地図上に表示されるだけでそれらの詳細はいちいちタップアンドホールドして見ていく必要があります。せめて店舗名ぐらいは一覧で見ることが出来れば便利だと思います。
また、検索ポイントは一度地図を閉じると表示されなるのも不便ですね。
あと、コンテンツにもう少し実用性のあるものを準備して欲しいです。例えば最寄の駐車場だとかトイレだとか。そういったものの方がずっと便利だと思うのですが。

追記

PPC2003SEのRealVGA画面で表示してみました。

【まとめ】

こうして使ってみると、モバイルアトラスはGPSナビとして利用するより、見知らぬ場所に来たときに手軽に大まかな現在地を把握したり、今いる場所から最寄のお店を探したりするのに用いると便利なように思います。

目的地を目指すナビではなく、遊び場や食事する場所を探すための地図付き検索ナビソフトとして、ネットワークに頻繁につなげて利用するのが面白いのではないでしょうか。

今回動作確認したファイル
●Ver1.20
動作確認した機種
●GENIOe550G

 

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