ソフトウェア紹介
■PocketDOSを動かしてみた

PocketPC上でDOSを動かしてみようという事で、PocketDOSを試しに導入してみました。
動作はまぁまぁ軽快ですし、色々と触って遊べれそうな感じなので簡単に紹介しておきます。

導入方法は非常に簡単で、まずここからPocketPC用のPocketDOSをダウンロードしてきます。

ActiveSyncでPocketPCを母艦に接続後、ダウンロードしてきたPocketDOS_PPC_???.exeを実行してインストールします。
インストールは本体メモリでも増設メモリでもいいのですが、増設メモリにインストールする場合、PocketDOSは日本語を認識しないのでメモリカードの名前を英語に変えておく必要があります。 550Gの場合は最初からSD Cardなので変える必要はありません。

私はインストール先をSDにしました。

導入後PocketDOSのexeファイルを実行することでPocketDOSが起動します。
レジストしていない間は起動時に30秒待たされます。(起動時以外にも時々30秒待たされます)

起動するとこんな感じです。英語版なので当然このままだと日本語は文字化けして表示できません。

そこで、とりあえず日本語が表示できる程度にカスタマイズ、というか日本語化してみようと思います。
準備するものは以下のとおりです。

・FontX:フォントドライバです。
・yadc:日本語表示ドライバです。

日本語表示ドライバとしてはDSPCCというものが有名なのですが、こちらはnifty会員限定でしか手に入らないので、yadacというものを利用することにします。聞くところによるとDSPCCよりも表示速度が微妙に遅いらしいのですが、私は全く気になりませんでした。

フォントは別途用意する必要があるのですが、添付されているファイルを用いることで作成することも可能です。

日本語化にあたってこちらのサイトを参考にさせていただきました。
設定ファイルなどはほとんどがこちらのサイトのものを多少変更したものになっています。

【必要なものを準備する】

まずここからFONTXをダウンロードして解凍し、MKXFONT.EXEを実行してフォントを作成します。(母艦がDOS/V機の場合です、PC98等の場合は別のファイルを実行しますがそれはReadmeを読んでください)別に別途フォントファイルを準備してもいいのですが、面倒なのでMKFONT.EXEを実行して作成してしまいます。

次にここからyadacをダウンロードして解凍します。

【FONT用のフォルダを作成する】

SDのルートにpdosfnというフォルダを作成し、そこにフォント関連のファイルをコピーします。
コピーするのはMKXFONT.EXEを利用して作成したフォントのうち、JPNZN16X.FNT、JPNHN16X.FNT、JPNZN8X.FNT、JPNHN16X.FNTになります。

次にpdosfnフォルダに$FONTX.INIというファイルを作成してコピーします。
$FONTX.INIの内容は

[FONT]
JPNZN16X.FNT
JPNHN16X.FNT
JPNZN8X.FNT
JPNHN16X.FNT

となります。[FONT]を忘れるとうまく動かないので注意しましょう。

次にSDのルートにpdosというフォルダを作成し、そちらにドライバの類を入れます。
FONTXを解凍したときに出来た$FONTM.SYSとyadcを解凍したときに出来たYSTAT.EXE、YADC.EXE、YADC.INIをコピーします。

SD内はこんな感じになります。
PocketDOSDOSSystemFilesにはPocketDOSの設定ファイルが、PocketDOSVirtualPCEnvircomentにはPocketDOSのexeファイルが入っています。

次にPocketDOSDOSSystemFiles内のファイルを変更します。
このフォルダには当初Config.SYSとAutoExec.BAT、PocketDOS.SYSが入っています。
この中でConfig.SYSとAutoExec.BATを編集するのですが、私はもとからあるファイルを書き換えるのが嫌だったので、あらかじめバックアップを取っています。

Config.SYSの中身は以下のとおりです。

訂正

jornadaランドのTNGさんからConfig.sys及びAutoexec.batの内容に関して指摘を受けました。

FILES=24
DEVICEHIGH=b:\DOS\EMSMEM.SYS←必要ないそうです
DEVICE=c:\pdos\$fontm.sys /P=c:\pdosfn\
devicehigh=c:\pdos\yadc.exe -bd
DEVICEhigh=b:\dos\ansi.sys

ここで注意したのは3行目のDEVICE=〜です。ここをDEVICEHIGH=〜にすると何故か起動時にフリーズしました。

devicehighでフォントを読み込む場合は$fontm.sysではなく$fonte.sysを指定するそうです。
また、その際はMKFONT.EXEで作成したフォントではサイズが大きすぎるようです。devicehighで読み込めるサイズの小さいフォントにはげんちょもふぉんとなどがあります。

また、CFにメモリカードがささっている場合はc:\はCFカードのルートになるため、SDはe:\になるので注意が必要だという指摘も受けました。(今回私はCFメモリは利用せずSDにインストールしているのでSDがc:\になっているようです) このあたり詳しくはここに載っています。

ただ、私が旧GENIOeで試したところ、CFスロットにメモリカードをさしていてもさしていなくても通信カードをさしていても、SDにインストールしたらCドライブがSDカードになっていますね。で、E:は初期の状態では認識されない・・・・なんでだろ??

Autoexec.BATの中身は以下のとおりです。

SETDRIVE M: "\My Documents"
setdrive e: "\storage card2"
←必要ないそうです
prompt $p$g
path b:\free;%path%
rem SETCOM COM1: COM4:

rem SETCOM〜というのは単に私が通信を使わないからCOMポートの認識を殺しておこうと思ったからです。

で、色々と起動時にいじっていると、PocketDOSが起動する前にキーボードのFnキーを押し、F8をタップすることでConfigやAutoexecの読み込みをY/Nで選択しつつ、1Stepずつ見ていくことが出来るようになります。

で、そうやって見ていると、どうやら事前に最低限必要な設定ファイルは何もしなくても読み込まれて、そこからユーザーが設定したConfigとかが読み込まれるようですね。黄色い文字のところから私の設定したConfigが読み込まれています。で、赤文字の部分や青文字の部分はすでに読み込まれているファイルと私が設定していた部分でダブっている項目みたいですね。

というわけでConfig.SYSは

DEVICE=c:\pdos\$fontm.sys /P=c:\pdosfn\
devicehigh=c:\pdos\yadc.exe -bd
DEVICEhigh=b:\dos\ansi.sys

Autoexec.Batは

SETDRIVE M: "\My Documents"
prompt $p$g
path b:\free;%path%

というので動きそうですね。

以上で日本語表示は完了です。

こんな感じで日本語を表示できます。ATOK〜と表示しているのは、日本語入力も頑張ってみようかと思って色々やった痕跡なのですが。なかなかうまくいかないのと、別にPocketPC上のPocketDOSで日本語を入力して何かしようという気がないので、日本語表示だけでやめておきました。

ちなみに日本語化しても日本名のついたファイルなどは相変わらず化けます。
表示できるのは日本語アプリなどが表示しようとする日本語だけみたいですね。

【で、アプリは何を入るのか】

で、アプリケーションは何を使うのかというと、これがまた結構難しいです。
DOS用アプリなんかもうほとんど手に入りませんし。それらDOS用アプリが全部動くわけではないですし。(っていうか結構動かないものが多い)

で、VectorSUPERなどを探してでDOS用や200LX用のゲームなんかを入れてみました。

200LX用RPGです。

200LX用ブラックジャックです。

やはり横長の200LX用のゲームは、いちいち左右にスクロールさせながら出ないと遊べないのが不便というか、面倒ですね。

まぁ、せっかく導入したのでゲームだけでなく、jperlなんかも導入してみようかなと思ったりしています、

今回動作確認したファイル
● Ver1.05.2
動作確認した機種
● GENIOe550G

 

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