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AviUtlは、TMPGEncと並んで非常に有名なエンコーダーです。
主にaviファイルのエンコードと編集に用います。

日本のソフトなので、メニューなども日本語です。
非常に豊富なフィルタを持っているのが特徴です。
圧縮する場合は別途CODECの導入が必要になります。
DivXあたりが有名所なので入手しやすいのではないでしょうか。
DivXの導入についてはVirtualDubModの紹介記事でも触れているので、そちらを参照して下さい。
また、エンコードするにはソースの準備が必須です。
DVD2AVIの紹介記事を参照して、映像と音声に分離したファイルの準備までは行っておいて下さい。
【圧縮手順】
■基本手順
まずAviUtlを起動し「ファイル」→「開く」で分割したDVD2AVIで分割したd2vファイルを開きます。


続いて「ファイル」→「音声読み込み」で分割した音声ファイルを読み込みます。

続いて出力動画のサイズを指定します。
「設定」→「サイズの変更」で出力するサイズを指定します。PocketPCのフルスクリーン表示の場合は320*240ですが、それ以下に落とす場合は「指定サイズ」を選択してサイズを指定します。

続いて1秒間のコマ数、フレームレートを指定します。
「設定」 →「フレームレートの指定」を選択します。処理能力の高い機種の場合は24fps<-30fpsを選択しても大丈夫ですが、15fps<-30fpsあたりが無難だと思います。

次にインターレースの解除を行います。
これを行わないと動きの激しいシーンで横縞のノイズが入ります。
「設定」→「インターレースの解除」→「自動」

動画の音量を上げておきましょう。
「設定」→「音量の最大化の設定」を選択します。

レベルを「256」にしてチェックボックスにチェックを入れます。

■フィルタ
元画像が見にくい場合にはフィルタをかけることで見やすくできる場合があります。
ただし、フィルタはかければかけるほど処理に時間がかかります。
とりあえず色調補正とクリッピングについて説明しておきます。
・色調補正
TVで見るよりPDAやPCの画面で見る方が、全体的に暗くなることが多いようです。特に暗いシーンは真っ暗で何も見えない場合があります。また、たまに元ソースの色の調整が元からおかしい場合などもあります。暗いシーンが多い動画や色のおかしな動画を変換する場合には色調補正をかけると見やすくなります。
「設定」→「色調補正の設定」を選択します。

色調補正を調整します。右上のチェックを入れるとプレビュー画面で確認できます。
ノーマル状態の暗闇シーン。背景などがつぶれてしまっています。

明るさ、コントラスト、ガンマ、輝度を若干プラスに調整した画像。
ただし、暗いシーンでだけ調整すると、明るいシーンでびっくりするほど明るくなってしまう場合もあります。

クリッピングは、画像の上下左右を切り抜く、と言う表現が一番近いでしょうか。
例えば下の画像では640*480に画面のサイズを設定していますが、上下に黒い帯が入っています。
で、この黒い部分もファイルサイズに無駄に関係してくるのでその部分を調整します。

とりあえず「設定」→「サイズの変更」で画面を640*400に変更してみました。
しかし、これでは縦に少しつぶれてしまいます。

そこでクリッピングで上下をもう少し切り抜いてみました。
これで結構正常な画像に戻ったように思います。

この状態で出力すればファイルサイズを節約できます。(確か動画の画面サイズは8の倍数である必要があるのでそこだけ注意しましょう)
クリッピングの設定方法は「設定」→「クリッピングの設定」で行います。

右上のチェックを入れればプレビューしながら調整できます。

設定したフィルタは「フィルタ」にてチェックを入れることで動画に反映することが出来ます。

■エンコードする範囲を切り出す。
また、動画ソースの一部をエンコードしたい場合にはその部分だけを選択することもできます。
この場合は残したい範囲を選択するのではなく、削除したい範囲を選択して削除します。
まず下のスクロールバーで削除したい範囲の切り取りの境界線を探します。 (始点と終点のそれぞれを探します)

次にその境界線の位置でAviUtlの丈夫に表示されている[数値A/数値B](下の画面の場合は58710/68191)のうちの数値Aを覚えておきます。(始点と終点のそれぞれを記憶しておきます)

「編集」→「選択範囲の指定」にてを選択します。

削除する範囲の始点と終点を入力し「OK」をクリックします。

最後に「編集」→「選択範囲のフレーム削除」を選択して削除します。

ちなみに範囲選択は下のスクロールバーなどでも可能です。
スクロールバーで大まかに場所を選択。赤で囲んだ矢印部分で細かい場所の設定。青で囲んだ矢印部分で範囲選択を実施できます。

■ファイル出力
最後にファイルを出力します。
「ファイル」→「AVI出力」 を選択します。

保存する場所を選択して保存するのですがCODECの設定がまだなので設定しておきます。
「ビデオ圧縮」をクリックして映像CODECの設定を、「オーディオ圧縮」をクリックして音声の圧縮を設定します。

なお、DivXの入手方法、設定方法はこちらの紹介記事を参照して下さい。
ここでファイル名を入力し「保存」をクリックすればエンコードが開始されますが「保存」ではなく「バッチ登録」を押せばバッチ処理に登録して後からまとめて処理できます。
バッチ処理画面は「ファイル」→「バッチ出力」で表示できます。
バッチの順番や出力先の変更などが行えます。複数一度に登録しておいて、夜寝る前に一括処理しておく、というのが便利だと思います。

AviUtlは、私個人としては最も好きなツールだったりします。
遅いと言われていますがそんなにフィルタをかけなければさほど遅くもありません。
高品質なフィルタに加えて色々なプラグインも開発されており、やりたいことはほとんど出来る、まさにソツ無く痒いところに手が届く素晴らしいアプリケーションだと思います。
Ver99が出ていますが98dの方が安定しているのでそちらを使った方が良いかもしれません。
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