■VirtualDubModでDivX出力

動画のaviファイルを出力するアプリケーションとして有名なのはAviUtlです。しかしこのアプリケーションは筆者の環境では時々フリーズしていました。フリーズの原因はメモリを2枚差ししていた事のようで、片方外すことでフリーズからは解放されたのですが、その間利用していたVirtualDubModというアプリケーションについて、せっかくなのでまとめておこうと思います。

【VirtualDubMod日本語版】

もともとはAveryLee氏が開発したVirtualDubというアプリケーションがあり、それらを元にした様々な改造版があり、それらを統合したVirtualDubModがあり、それを日本語化した物がこのVirtualDubMod日本語版です。

エンコードの速度が比較的速いのが特徴です。試しに有名どころの変換ツール、AviUtlとTMPGEncと比較してみました。元ソースは720*480の10分間のソース。音声のMP3化、映像のリサイズとインターレース解除のみかけてDivXで出力しました。

AviUtl:7:55
TMPGEnc:7:29
VirtualDubMod:6:04

というわけで、比較的早いように感じます。でも爆速ってほどでもないですね。

インストールはダウンロードしてきたファイルを解凍すればそれでOKだと思います。

とりあえずこれでDVDレコーダで録画したファイルやキャプチャボードでキャプチャしたMPEGファイルなどをAvi形式に圧縮できます。

他に必要な物

DVD2AVI:VOB、VRO、MPGファイルなどをVirtualDubModで読み込めるようにします。
TMPGEnc:同上
DivX;DivXで映像を圧縮するのに使用する映像CODEC。
winLAME:音声をMP3で圧縮するための音声CODEC。

DivXを入手して導入する

動画をDivX形式で圧縮するためにはDivX用のCODEC(圧縮・伸張用の基本プログラム)が必要になってきます。まず、DivXのサイトに行って、DivXのCODECを入手してインストールします。

赤の枠線の部分からFreeのDivX用CODECがダウンロードできます。
間違えて上の3つ並んだ右端の「Ad Supported」をダウンロードするとユーザーの個人情報を抜き取る「自称広告ソフト」が一緒にインストールされます。個人情報を抜かれるのがいやな場合は「Ad Supported」はさけましょう。

圧縮の手順

まずDVDレコーダで録画したファイルを圧縮する場合はDVD2AVIというファイルを使って音声ファイルを切り出します。手順とかについてはこちら

「ファイル」→「開く」で開きたいVOB、VRO、MPGファイルを開きます。

とりあえずそのままOKでいいです。リサイズなど出来ますがここではしません。
AudioもNo audioでいいです。

【音声の設定】

「AVI」→「Audio入力」でdvd2aviで分割したか、TMPGEncで変換した(こちら参照)wavファイルを指定します。

引き続き「AVI」→「再圧縮[完全]」を選択。その後再度「AVI」→「CODEC」で音声をエンコードする形式を選択します。MPEGLayer-3の48KB/s24000Hz Stereoを選択します。

なお音声でMP3が選択できない、また選択してもうまく変換されていないみたいだ、と言う場合はMP3のCODECが入っていない可能性があります。winLAMEをインストールしてみてください。

最後に「AVI」→「ボリューム」を選択し「各チャンネルの〜」にチェック、200%にします。

【映像の設定】

「Video」→「再圧縮[完全]」を選択。

「Video」→「CODEC」で圧縮するCODEC。今回はDivX5.1.1を選択。
「設定」をクリックします。

【DivXの設定】

Bitrateはとりあえず1-pass quality-basedで80%〜75%程度。
SelectProfileをクリック。

「Disable profile」にチェック。「次へ」で「完了」

またDivXは5.1以降になってからエンコード中に下のようなFeedbackWindowというウィンドウを開くようになりました。
これが重いしウザイし良いこと無いので表示しないように設定します。

左下の「Settings」をクリック。

「Disable the feedback window」のチェックを外して「OK」

【DivXの設定ここまで】

「Video」→「フレームレート」にてフレームレートの設定を行います。

ここで「ソースレートの調整」を行うと音ずれが発生します。
そう言う場合は「フレームレート縮小」を利用します。例えば元ソースが29.97fpsの場合、15fps程度に落としたい場合は「1つおきに使用」 を10fps程度に落としたい場合は「2つおきに使用」にチェックを入れます。

最後「Video」→「フィルター」でフィルタを設定します。

「追加」ボタンをクリックしてフィルタを追加します。

ここで選択するのはとりあえず「deinterlace」と「resize」です。
deinterlaceはTV放送録画時によく発生する横縞ノイズの除去。 resizeはその名の通りサイズを変更します。

「deinterlace」は「フィールドブレンド」でOKみたいです。

「resize」は「アスペクト比を維持する」のチェックを外せば自由なサイズに出来ます。
またアルゴリズムは私の場合は「Bicubic」を選んでいます。

ここで問題になってくるのがフィルタをかける順番です。
大抵のフィルタ処理はリサイズ後にかけるとうまく効きません。

deinterlace→resize

resize→deinterlace

こんな感じでリサイズを先にするとうまくインターレース解除も効きません。

読み込んだ画像の一部を切り取りたい場合は下のスクロールバーで任意の場所を選択し「編集」→「範囲先頭に指定」や「範囲終端に指定」で選択することが可能です。

最後は「AVI」→「名前を付けてAVIを出力」を選択。

その際普通にファイル名を入力して保存すれば即出力。「今すぐは実行せず、ジョブリストに追加して後で実行する」にチェックを入れておけばあとで一括してファイルを出力できます。

その場合は「ファイル」→「ジョブコントロール」でジョブコントロールを呼び出します。

「開始」で一括で変換を行います。

以上でVirtualDubModを用いたDivXファイルの出力は終了です。
こうして出力したDivXファイルはPocketPCの場合はPocketMVP 、SL-C750の場合はDr.Zなどで再生できます。
でも何故かKino2ではうまく再生出来ないんですよね。

■Ver 
VirtualDubMod日本語版:1.4.13.1jp2
DivX5.1.1

 





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